バンボはまだお座りができない時期から使うことができて離乳食の時なんかは本当に助かりますね。
また、ねんねの姿勢ばかりで、すぐに機嫌が悪くなってしまう頃だと、姿勢を変えてあげるだけでしばらく機嫌よくしてくれていたりします。
でも、口コミなんかを見ていると首がすわれば使ってOK
と書いてある一方…
お座りが出来るようになるまでは使わない方がいい
腰や背中に負担をかけるからやめた方がいい
なんて口コミ情報もあって、いろいろ書いてあって何が本当なのか正直分かりませんよね。
今回は輸入元のティーレックス社に問い合わせつつ、筆者の体験談も交えながらベストな使い方を探ってみたいと思います。
まだ早い?バンボに座ると前のめりになったり、前のめりになる…
バンボの使用時期の目安や腰や背中の負担などについて輸入元のティーレックス社に問い合わせた内容です。
Q1.バンボはいつから使うことができますか?使えるようになる発達の目安を教えてください。
A1.“首がすわる頃から、(頭を支える筋肉が発達してから)ご使用いただけます。”
Q2.あまり早くから使うと腰や背中を痛める可能性があるのでひとりでお座りができるようになるまでは使わない方がいいと口コミで聞いたのですが、本当ですか?
A2.“バンボベビーソファは赤ちゃんの体に沿ったオリジナルの『バンボカーブ』により背もたれ部分やお尻の部分が丸く、おしりより脚まわりが高くなっています。
また、脚まわりがフィットし、ゆるゆるで不安定にならないように設計されていることもポイントです。
腰がすわる前の赤ちゃんでも正しい姿勢で座れるように計算されていますので、身体に悪い姿勢ではありません。
ただ、バンボベビーソファに関わらず、赤ちゃんをずっと同じ姿勢にすることは良くありません。
座っているときに前のめりで居続けていないかなど赤ちゃんの様子を良く見ていてあげてください。”
Q3.バンボに座っていると前のめりになってしまう場合はまだ座らせるのが早いのでしょうか?
A3. 首を支える筋肉が発達していないことが原因と思われます。
首がもう少ししっかりとすわるまで待ってあげてください。
バンボがよくないと言われる理由
Q1からQ3までの問い合わせで分かることは・・・
① 生後2ヶ月でも3ヶ月でもしっかりと首がすわっていれば問題ないということ。
② バンボは体に悪い設計ではないが、同じ姿勢で居続けることは良くないということ。
③ 前のめり、前かがみになってしまうのは首がしっかりすわっていないということ。
最初から前のめりになってしまうのであればまだバンボの使用は早いのでしょう。
途中から前のめりになってくるのであればそれはそろそろ疲れてきたサインとして受け取り、それまでは座らせてあげていていいのかなと思います。
バンボがよくないと言われる理由は・・・
・首がきちんと座りきっていない(前のめりになっているの)に使ってしまう
・長時間使ってしまう
ということが関係しています。
しっかりと首が座ってから、体に無理なく座っていられる時間内に使うのであれば問題ないでしょう。
ちなみに・・・
赤ちゃんの頃にバンボを使っていたという小学生の子がバンボを使っていたせいで現在までに骨格がおかしくなったとか体に悪影響が出たとかという話は聞いたことがありません。
バンボがよくないという理由をしいて言うならば・・・
座らせてしまうことで、今まではうつ伏せでしか見れなかった世界(視野)が広がるので赤ちゃんは気を紛らわします。
うつ伏せよりも座っている方が楽しいんですね。
そうなるとうつ伏せや仰向けにさせる時間が減ってしまうので、寝返りやずりばいの機会を奪ってしまうことになりかねません。
座らせてばかりいると、うつ伏せに慣れずうつ伏せが嫌いになってしまう子もいます。
座っている方がご機嫌だからと、座らせることが多くなりがちであれば、時々は一緒にうつ伏せになってみたりしながら、遊んであげるとよいでしょう。
バンボがよくないものにならないために・・・ バンボはどのくらいの時間座らせてもいい?
動く心配もない、機嫌もいいとなるとついつい手が離せない時に座らせたまま放置してしまうことがありますよね。
徐々に前のめりになってきてしまう時期はいくら機嫌が良くても早めに切り上げる
ようにしましょう。
具体的には何分か気になるところですが食事の時間を目安に切り上げるように
してみてはいかがですか?
バンボを食事で使う方も多いですね。
食事は長すぎると飽きます。
長すぎず、短すぎずにちょうどよいのではないでしょうか。
もちろん、月齢によって食事の量も違うのでかかる時間も変わってきますが、15分くらい。
長くても30分くらいが一般的ではないでしょうか。
月齢に比例する形で少しずつ様子を見ながら伸ばしていきましょう。
手づかみ食べのイライラを解消してくれる方法をご紹介しています。
バンボはおすわりの練習になる?
おすわりができるようになる時期はまちまちですが、だいたい7ヶ月~10ヶ月くらいの子が多いのではないでしょうか。
同じくらいの子がおすわりができていると焦りますし、ちょっとした動作の時も腰がすわると楽ですよね。
おすわりができるようになると赤ちゃんも視界が広がり、おとなしく遊んでれる時間も増えます。
そんな「おすわり」はそもそも練習をさせることまでしてやることなのかということを疑問に持つ方もいます。
でも、まあ、それはさておき、おすわりの練習にバンボは効果的なのかということについて体験談も含めてお話しします。
我が家の三兄弟 バンボ使用別おすわりの時期
バンボの使用 | おすわりの時期 | 一人歩きの時期 | |
長男 | なし | 8ヶ月頃 | 1歳4ヶ月頃 |
次男 | あり | 4ヶ月後半 | 10ヶ月ちょうど |
三男 | あり | 5ヶ月初め | 1歳ちょうど |
バンボを使っていない長男だけが極端に遅い結果になりました。
ちなみに次男、三男は生後2ヶカ月頃から座らせてきました。
もちろん、前のめりになってしまったり、横に持たれてしまうので、短時間を繰り返し何度もするような形で座らせていました。
最初のうちは1分もないくらいから始めて月齢が上がるにつれて少しずつ時間を伸ばしていきました。
早い時期からおすわりの練習をさせることがよいか悪いかは別のこととして、バンボに無理なく座らせることは結果としておすわりの練習になることがお分かりいただけましたでしょうか。
バンボを2ヶ月から使った次男のその後?
ちなみに、早くからバンボに座らせ、早くにおすわりができるようになった次男ですが・・・
6歳になった今、足や腰に異常はありません。
それどころか、4歳で逆上がり、5歳の終わりでクロール25m、足の速さは学年1位、6歳で交差跳び20回、あやとび15回を楽々こなしてきたツワモノです。
頭の栄養は足りてませんが・・・
体幹がものすごくいいので、おすわりでバランス感覚が鍛えられたのかなと推測してます。
三男は6ヶ月の頃にはおすわりはとっても上手になりましたが、完全にうつ伏せ嫌い。
もともとの性格が受け身タイプなので、おすわりの楽さから抜け出せずにいたように感じます。
6ヶ月で寝返りこそしたものの、うつ伏せにするとしっかりと胸まで上げられず、ほとんどうつぶせを知らないまま9か月頃にハイハイを始めました。
失敗したなと思ったのは、おすわり姿勢からのハイハイをすることによって、片足を巻き込むように引きずりながらのハイハイスタイルになってしまったこと。
当然、スピードも出ず、見た目も大丈夫か?と一時は心配になりましたが、普通に歩くようになった今ではおすわりの弊害については全く気になりません。
参考までに。
おすわりが早いメリット&デメリット
おすわりが早くできることのメリットとデメリットについて簡単にまとめてみました。
おすわりが早いメリット
・視界が広がり、興味の幅が広がる
・体勢がうつぶせより楽なのか、ご機嫌な時間が長くなる
・おすわりができてから使えるグッズなどが早くから使える
・単純に成長が嬉しい
おすわりが早いデメリット
・その子の性格によって、うつ伏せが嫌いになってしまう場合がある
・うつ伏せが嫌いになった場合、ハイハイやずりばいの時間が短くなる
・個性的なハイハイスタイルになる可能性がある
早くにおすわりができたから必ずしもうつぶせが嫌いでハイハイの期間が短くなる、骨に異常がでるといったわけではありません。
その子の性格にもよりますし、体も一人ひとり違います。
そういうリスクを含むということを認識していただければと思います。
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まとめ
バンボは生後2ヶ月でも3ヶ月でも首がすわったら使用可能です。
前のめり、前かがみになってきてしまうのは首が完全にすわりきっていないサインですね。
途中から前のめりになってきてしまう場合はそれが限界のサインだと思っていいと思います。
最初から前のめりになってしまう場合はまずはしっかりと首がすわるように飛行機ブーンの姿勢の練習をするといいかもしれませんね。
バンボはきちんと座ることができれば体に負担がかからない設計になっているので、
基本的には安心して使うことができます。
使う時間の目安は食事の時間にして様子を見ながら少しずつ長くしてみてはいかがでしょうか。