- ら小さい子や高齢者は指先を使うと賢くなるとか認知症の予防になるとか指先を使うことは脳に刺激を与えられるという話をよく聞きますよね。
記憶や思考力をつかさどる前頭前野が刺激されるので、賢くなるにはうってつけの遊びです。
幼児教育の場でもそんな指先をつかうものとして折り紙が採り入れられています。
手軽に100均でも手に入れることができるので、色彩豊かな折り紙は家庭でも子供の遊びの中に是非取り入れたいですよね!
でも、男の子や幼児だとなかなか難しくて飽きっぽい子は続かなかったり、きちんと折れずにいつも途中…なんてことはありませんか?
今回は折り紙のメリットから折り紙が得意になる裏技までお伝えしたいと思います。
不器用な男の子でも幼児でも折り紙が折れるようになる、少しでも上手になるコツは折り紙ではなく広告を使って練習をすることです!
この方法でうちの忍耐力0の次男5才もなんとか好きにはならずとも作れるようになりましたよ!
幼児教育に折り紙はメリットがいっぱい! 折り紙でどんな力が養えるの?
折り紙で高められる力は6個の力をご紹介します。
図形を認識する力
似ていてもちょっとの違いや向きが変わるだけでも完成しないのが折り紙。
最初は特に難しい部分でもありますが、繰り返し挑戦することで、図形を認識できるようになっていきます。
記憶力
折り方を覚えるというのはなかなか難しいものです。
認識した図形、折る手順、おりがみで形を作れるようになるためには覚えることはたくさんありますので、自然と記憶力が付いてきます。
芸術センスや創造力
折り紙は指先を使いますね。
指先には末梢神経がたくさん集まってるのでそれを動かずことにより、直接脳に刺激がもたらされます。
それが芸術的なセンスや創造力などに結び付きます。
色彩感覚
100均のものでも、24色カラーのものなど色彩豊かな商品がありますね。
幼い頃にいろいろな色にふれ合うということはとても大切です。
きれいな色や好きな色を見つけることはセンスを磨くことに繋がっていきます。
丁寧にやる習慣がつく
折り紙は端と端とをきちんと揃えるように合わせないと綺麗に
仕上げることができません。
最初は難しいですが、繰返しやるうちに少しずつ出来るように
なってきます。
指先をきちんと動かす訓練になる
指先の細かな動きというのはそう簡単に出来るようにものではありませんが、指先がきちんと使えるようになると紐を結んだり入れ物を開いたり子供にとって日常生活が楽になりますね。
忍耐力
うまくいかないとイライラしてしまうものです。
でも、継続的に頑張ることで成果がでれば達成感も出ます。
そうして成功体験を積むことで忍耐力もつくでしょう。
折り紙が得意な子は賢い子が多い?折り紙が好きな子の特徴は?
折り紙が好きな子、得意な子は例外なくきちんとしています。
想像力があったり、記憶力がいいというのは鍛えられるものの、個人差があって、今後も継続していくことでもっと身についてくるものなのかなと思いますが、「きちんと」していることだけは間違いないかなと思います。
例えば、学校や幼稚園で配布されたプリントをキレイに折りたたんで持ち帰ってくれてきちんと渡してくれることがあります。
配布されたものを綺麗に折りたたみ、きちんとお母さんに渡すことができるというのは一見地味で基本的なことだけど、とても大切なことです。
小学生になって、始業式頃に配られたプリントが夏休み前に机の裏側からぐちゃぐちゃになって出てきた…なんて話も聞いたことがあります。
幼児のうちからきちんと折る、きちんと渡す習慣をつけることはとても大切です。
折り紙が苦手な幼児でも簡単にきれいに折れる! 苦手でもOK!折り紙が好きになる裏技とは?
うちの次男は4歳の時、手裏剣が大好きでした。
最初は当時7才の兄に作ってもらっては喜んでいるだけで、一緒に作ってみたところで、どうもうまく折れない…
途中で投げ出してしまうことが続きました。
新聞の折り込み広告で折るべし!
そんなある日、
たまたま、手持無沙汰の状態の時、新聞の折り込みチラシしかない状態の時に何の気なしに正方形を作ってから手裏剣を作ってみたのです。
そしたら… 折りやすかったんです!
適度に柔らかく、しなる感じが折り目をつけやすくしてくれます。
角までぴったりと折れるようになります。
しかも、大きさも自分で決められるので、子供の手のサイズに合わせて作ることができます。
次男にも作らせてみると…
いつもより、端と端がきれいに合っているではないですか!
「すごーい!角と角がぴったり合ってて、プロが作ったみたーい!」
「本当にあんたがつくったの~?」
と大げさ気味に褒めてみると、得意気になって、その後2個作っていました。
今までこんなに自らすすんで折り紙をやったことは初めてでした!
やっぱり男子は単純ですね!
端と端を綺麗に折ることが苦手なお子さんはこの方法で練習すると綺麗に折れるようになるかもしれませんよ!
きちんと折るための魔法の言葉
せっかく端と端が綺麗に折れるようになってもきちんと折り目をつけることができないと出来上がりがぐちゃぐちゃになってしまいます。
仕上がりが悪いと子供も達成感が得られません。
折り目をしっかりとつけることは子供にとって難しく面倒な作業の一つです。
そこで必要な声かけは・・・
「折ったらアイロンぴっ!」
「これをするとプロ並みに上手にできるんだよ!」
と、繰り返し伝えて指先に力を入れることを覚えさせましょう。
モチベーションを上げるために
上手にできるようになってきたとはいえ、特に男の子はずっとは作っていられませんね・・・
そこで時々、ご褒美にホイル折り紙やプリズム折り紙をあげましょう。
子供はみんなキラキラが大好きです。
「いっぱい作って上手になった人じゃないとキラキラ折り紙は難しいんだよ」
といって特別感満載で1枚だけあげましょう。
これだけでも子供のモチベーションって上がります。
実際のところ、本当にホイルやプリズム折り紙は、扱いにくいので上手になったら・・・とじらした方がいいでしょう。
男の子が難しくても折りたくなるような折り紙は?
我が家の次男は最初に手裏剣を覚えました。
次にメダルが大好きなのでメダルを作りました。
そこからは自分でユーチューブで検索していろいろな種類のコマを作っていました。
その後、剣や盾の自分で検索して作ったりしています。
あんなに落ち着きもなく、座っていられなかったのに・・・
もはや親よりもいろいろ折れるようになるのでした。
正に現代!折り紙とユーチューブのコラボレーション!
まとめ
脳の活性化につながる折り紙は、賢くなるだけでなく、「きちんとできる習慣」が身に付きます。
うちの子は折り紙に興味がなさそう…
まだ早いかな…
そう思ったら、まずはチラシの折り紙をやってみてください。
普通の折り紙で作るよりも綺麗に折ることができるので自信につながるはずです!
是非、週に1回でも親子で折り紙タイムをやってみてはいかがですか?