長ネギの青い葉の部分にびっしりとついている白い粉。
どうせ食べないからと気にしなければそれで済むことですが、気にしだすととっても気になってきませんか?
農薬なのか?食べても体に害はないのか?
長ネギの葉の部分の活用法も含め、白い粉の正体のついてご説明します。
ネギの白い粉は何?
結論から言うと、無害で食べても全く問題はありません。
ネギ自体から出てくるブールームと呼ばれる天然成分です。
ブルームは野菜や果物などの果実に発生し、ぶどうやスイカ、キュウリなど表面がつやつやしているものによく見られます。
一見すると、農薬が乾燥したのものように誤解されがちですが、ブルームは水分の蒸発を防ぎ、病気などから果実を保護する役割を果たしています。
また、ブルームは果実によっては大変とれやすく少し触るだけで落ちてしまうため、粉の量で鮮度を判断する基準になっています。
見た目はよくありませんが、できればブルームがついているものを積極的に購入したいですね。
長ネギの青い部分はまずい?美味しい活用方法とは?
長ネギの葉は固くて臭いがきついので捨ててしまう人も多いですが、栄養価も豊富なので、せっかくならもう一品作ってしまいましょう。
煮込んで柔らかくしてから食べるのもありですが、一番のおすすめはかき揚げです。
細かく輪切りにしたネギの青い部分と人参やサツマイモの皮、冷蔵庫の残り物の野菜なと合わせます。
小麦粉、冷水を加えてさっくりと混ぜ合わせ、170℃くらいの油で両面揚げれば、それだけでおかずやおつまみにもなる一品になります。
うどんや丼モノだけではもの足りない時に特に重宝するので、おすすめです。
まとめ
ネギの葉の部分についている白い粉はブルームと呼ばれる天然成分です。
農薬のように見えて、見た目はよくありませんが、無害なので食べても全く問題はありません。
むしろ、白い粉は食べごろや新鮮さを示すものであり、積極的に選ぶことをおすすめします。
また、青い部分は栄養が豊富で捨てるのはもったいないので、上手に調理をしてたべることをおすすめします。
かき揚げにするとおかずの1品やおつまみになっておすすめです。