脱脂粉乳が体に悪いといわれる理由とは?

健康

脱脂粉乳は、牛乳を放置しておくと浮いてくる脂肪分を取り除き更に水分も飛ばして粉状にしたものです。

牛乳に比較して脂肪分は当然少ないですが他の栄養価は損なわれることがなく水分がないため保存性にも優れています。

また、味や匂いにクセがないので、牛乳が苦手な人にも受け入れられやすく比較的安価です。

 

このような特徴を持っているため、脱脂粉乳は、ダイエット中の方や筋肉をつけたいアスリートの方に愛用されています。

なんだか身体に良さそうなイメージがあるのに脱脂粉乳は体に悪い影響がある、危険だという話も聞きます。

 

スキムミルクの悪いイメージはどこからきているのでしょう?

スキムミルクの何が体に悪いのか。どのようなことに気を付けて摂取すべきなのかをご紹介します。

 

そもそも乳製品が体に悪いのは嘘?本当?体に悪いといわれる理由とは?

 

スキムミルクが体に悪いといわれる理由となっているものは2つあります。

 

・原料である牛乳自体の危険性です。

・加工過程で生じる危険性です。

 

牛乳そのものの危険性について何が懸念されているのでしょうか?

 

牛乳に対する懸念

 

乳牛の飼育によく使われるのはアルファルファという牧草ですが,そのほとんどがアメリカの大規模農場で作られた遺伝子組み換え作物なのです。

 

しかも、アルファルファ自体は飼料であって人間が食べる目的で栽培されている訳ではないため、農薬や人工肥料の使用については人間用の作物より規制が緩いのです。

 

スキムミルクの原料用の牛乳はそのまま飲むための牛乳と違って加工されることが前提となっています。

 

そのため、なるべく安価な原料を提供するため、乳牛の飼料にまではこだわられていないことが多く、スキムミルクの材料となる牛乳には農薬などの影響がないとはいえません。

 

また、コストを下げるためには、一頭の牛からなるべくたくさんの乳を絞ることも大事との考えから、ホルモン剤を投与することにより搾乳量が最大4割ほど増えます。

 

ホルモン剤の使用はEUでは一切禁止ですが、アメリカと日本では数種類のホルモン剤は許可されています。

 

アメリカで使用されてるホルモン剤には遺伝子組み換えホルモン剤も含まれます。

 

また、ホルモン剤を投与された乳牛は乳腺炎を起こしやすく乳がんの発生も増えると言われています。

 

乳牛の感染症を防ぐため、抗生物質が継続的に投与されるという問題も生じます。

 

こういった人工的な成分の残留健康ではない牛から摂れた乳を原料としてでスキムミルクが作られるということに不安を感じる人が少なくないのです。

 

加工工程で生じる危険性とイメージ

 

スキムミルクは牛乳の水分を飛ばして精製されるため成分が濃縮されます。

 

有用な栄養分も濃縮されますが先に述べた有害な成分も濃縮される可能性があります。

 

また、スキムミルクは、バターや生クリームなど他の乳製品を作る過程で生じた「余った成分」という扱いを受けることがあり、品質管理が雑になるというイメージがあります。

 

しかし、近年、衛生や安全に対する事件や報道が多いため、品質管理は年々厳しくなっており、向上の意識は高まってきています。

 

全てのメーカーではないものの、HACCP(ハサップ)やISOなどを取得して食品の安全やそれに対する危機管理を行っている工場が多く、一定の基準に基づいて生産されています。

 

戦後すぐのような、衛生状態も悪く保存環境も良くなかった時代とは事情が違いますので、だいぶ改善されているのですが「廃棄物を再利用している」という悪いイメージは残っているようです。

 

スキムミルクは摂り過ぎるとどうなる?健康にいい適量とは?

 

スキムミルクだけではなく、乳製品の摂りすぎは良くないと言われています。

 

スキムミルクの原料である牛乳の適量は1日あたり200ml~400mlとされます。

 

お湯や水で溶かす前のスキムミルクとしての適量は20g~40gの使用ということになります。

 

メーカーにもよりますが、いくら牛乳の脂肪分を抜き、低カロリーであっても20g(コップ一杯分)で約70kcalあります。

 

過剰に飲んでしまうと、カロリーが増えていきますし、乳糖が含まれますので、摂りすぎるとお腹がゆるくなってしまうことが考えられます。

 

何についても言えることですが、栄養的に優れた食品でも摂りすぎは良くありません。

 

スキムミルクは粉末である故についつい使いすぎてしまいがちです。

 

体に良いとからと使いすぎることなく、牛乳換算で適度に使うようにしましょう。

 

手軽にとれる野菜ジュースの代表格の「野菜一日これ一本」の効果的な飲み方についてご紹介しています。

 

まとめ

 

原料となる牛乳はそのまま飲むためではなく、加工用の牛乳のため、牛の飼料やホルモン剤、抗生物質など健康に不安のある成分も含まれている可能性があります。

 

とはいえ、スキムミルクは牛乳の脂肪分を除いて作られるためカロリーは低いものの、他の栄養分は牛乳と同等かそれ以上に豊富です。

 

スキムミルクはダイエットに関心のある方やタンパク質を摂りたいアスリートの方によく飲まれており、原材料に気をつければ健康に役立てることができます。

 

牛乳の代用にスキムミルクを使うということはメリットの方が多いでしょう。

 

ただし、乳糖の含有量は牛乳と変わらないため、摂りすぎはおなかの調子が悪くなってしまうこともあります。

 

料理に使う時など、ついつい使いすぎてしまいがちではありますが、牛乳に換算して考え、健康に良い成分が含まれるからとたくさん撮りすぎないように気を付けることが重要です。

 

 

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