堂々と妊娠報告ができるのが一番ですが、人それぞれ事情があります。
いつかはバレてしまうのは分かっていても今は伏せておきたい人もいますよね。
第三子の妊娠は極力知られないように振舞っていたおかげで、ママ友のうち何人かには出産10日前でも妊娠に気が付かれなかったり、出産後、第三子を抱いている姿を見た友人からは誰の子?と本気で聞かれたりすることもありました。
もちろん、早々に気づいた人もいますが・・・
ただ、なんとなくバラしたくないだけであればいいですが、仕事をしていると産休や引継ぎが絡んできたりするので難しいですよね。
ここでは、妊娠が発覚した後、どういったタイミングで公表するのがよいのか?
妊娠を隠したい時に使える方法や隠して仕事をするリスク等を中心にご紹介します。
妊娠を隠したい…極力、妊娠を隠す方法
妊娠を隠すポイントについてまとめました。
最近体調が芳しくないと伝えておく
妊娠中は何かと体調が崩れがちです。
また、飲酒・喫煙(受動喫煙)も避けなければなりません。
会社を急にお休みする頻度が増えたり、飲み会の際にノンアルコールを飲んだり、欠席したり…という事が続くと勘の鋭い方は「もしかして妊娠では?」と気付かれる、かと思います。
そういった事態を防ぐためにあらかじめ「最近体調が悪くて…」等と周囲に伝えておき、お休みをしたり、飲み会でノンアルコールを飲んだりしても疑いをもたれないようにしておくと良いかもしれません。
重いものを頻繁に持つ方は、
「最近腰を痛めてしまって、重すぎるものは持てないかもしれません」
等とフェイクの理由を先に説明しておくと、嫌みなく、妊娠初期の危険行為を回避できるかと思います。
早い段階からマスクを着用する
妊娠の週数が進むとお腹周りだけではなく、体全体がふっくらとしてきますが決して顔も例外ではありません。
顔がふっくらとするだけでなんか太ったな・・・そういえばあれ?お腹が・・・
なんて勘繰られてしまうこともあります。
そのために早めにマスクを着用しましょう。
マスクは顔周りがふっくらとしてきたのをカムフラージュしてくれますし、臭いシャットアウトしてくれるのでつわり対策にもなりますし、抵抗力の落ちた妊娠中の体をウイルスから守ってくれます。
春であれば花粉症、夏であれば夏風邪、秋であればブタクサ花粉、冬であれば風邪予防で年中マスクをする理由がありますので、マスクをしているからといって怪しまれることはありません。
歩き方に気を付ける
意外と多いのが歩き方で気づかれるというパターンです。
お腹が大きくなってくると骨盤も開いてくるため、ガニ股になりがちです。
転んではいけないとバランスを取ろうとするとどうしてもノソノソと歩いてしまいがちなので、足を開きすぎないよう、姿勢に気を付けて歩くことも大切です。
もちろん、ヒールのある靴は転倒の恐れがあるので、安定館のあるフラットな靴に換えましょう。
いずれも、「お腹の赤ちゃんと母体を危険にさらさない」という事を念頭に、くれぐれも無理はしない様にして下さいね。
話をする時は隣でなく、正面に立つ
ある程度週数が進んでくるとやはりお腹のふくらみを隠すのは難しくなってきます。
服装でカバーすることは重要ですが、それだけでは限界があるので立ち居振る舞いも大事になってきます。
当たり前ですが、最もお腹の膨らみが目立つのは真横から見た時です。
そのため、人が自分の真横に立ってしまうことがあれば、お腹の膨らみに気が付いてしまうかもしれません。
ありきたりのことではありますが、人と話をする時は正面に立つことを心がけましょう。
もし、隣に人が来る場合、ジャケットを羽織っているのであれば、ポケットに手を入れるなどして、お腹の膨らみに目がいかないようにするその場しのぎも効果的です。
お腹が目立ちにくい服を着る
なんといっても妊娠に感づかれてしまわないようにするために、最新の注意を払うべきはお腹の目立ちですね。
いつもタイトなものを着ているのであれば、お腹が目立たないうちから、お腹周りがふんわりとしているものを着たり、ストールを羽織るようにしておくとよいでしょう。
せっかく購入するのであれば授乳口がついているものを選ぶと出産後も使うことができます。
出産後にも使えて便利なおすすめの服のタイプや小物をいくつか紹介します。
妊娠を隠す 胸下で切り替えになっている服
胸から下にギャザーが入ることで、胸から下にストンと落ちるため、お腹周りのラインが分かりにくくなります。
お腹がある程度大きくなってからも目立ちにくく、おすすめです。
ワンピース以外にもチュニックでもよいでしょう。
妊娠を隠す 柄モノのスカートやワンピース
柄が全体にあるワンピースはシルエットを曖昧にする効果があるためお腹に目が行き届きにくくなります。
ワンピースであればゆったりとしているため、体にも負担がかからない点がよいですね。
柄物のスカートは存在感があるので、視線を下半身にそらすことがき、Iラインを作ることで全体をスラっと見せることができます。
トップスは
妊娠を隠す 美脚デニム+ゆったりワンピ
スキニ―タイプのパンツは体のラインが強調されますので、一歩間違えるとお腹の大きさを強調してしまうことになります。
しかし、普段はパンツスタイルでいるのに急にゆったりとしたワンピースを着るようになれば、周囲も異変に気が付きます。
なるべく普段の雰囲気を変えることなく、うまくお腹をカバーすることも必要です。
細身の美脚パンツであれば視線を足にもっていくことができ、お腹周りはゆったり目のトップスでカバーしましょう。
ただし、週数が進むとお腹周りだけでなく、太もももかなり脂肪がついてきます。
ダイエットはできませんが、食べ過ぎによる体重増加に気をつけなければなりません。
妊娠を隠す お腹周りがゆったりとしたトップス
タイトなトップスは体のシルエットが分かりやすくなるのでゆったりとしたものを選びましょう。
横から見ると裾が広がったタイプやおしりまですっぽりと覆えるもの、胸下にギャザーが付いていて切り替えできるタイプの物を選びましょう。
妊娠を隠す ストール
首元に目が行くように大判のストールを身に着けると、おなか周りが隠れてたり、目が反れるので分かりづらくなりますよ。
上の方にボリュームを持たせ、下半身を美脚デニムなどでスッキリとさせるとYラインができるため、より効果的です。
上記の写真はストールになる授乳ケープです。
産後は赤ちゃんとのお出かけは荷物が多くなりがちなので、常に首にかけておけるストールタイプの授乳ケープはとても便利です。
妊娠を隠す 男性用のブルゾン
おしりまですっぽりと覆うことだできる男性用のブルゾンも心強い味方になります。
前は閉めずにだぼっと着るだけでも視線をそらすことだできます。
妊娠を隠して仕事をするリスク
妊娠の約15%は流産に至る、と言われています。
しかも流産が生じるタイミングは主に妊娠初期~安定期に入るまで、とも。
妊娠が発覚した後、一般的には、上司や一部の関係者のみに事情を伝え、流産のリスクが減る安定期に入った頃に、周囲の関係者の方々に公にしながら産休まで働いていくパターンが多いです。
「妊娠をしてすぐに話すなんて、浮かれてるって思われるんじゃ…?」
と思われる方が多いかもしれませんが、実は、この妊娠初期~安定期、お腹に赤ちゃんが宿り、母体が急激に変化をしていく時期でもある為、つわり・体調不良 等が起こりやすい時期と言えます。
また、お腹も大きく無く、周りにも公表していない方が多いため満員電車で容赦なくお腹を押される事もありますし、営業や夜の接待・飲み会が盛んな仕事の場合、飲み会にも誘われたりします。
また、日常的に重い物を持ったり、立ち続けたりする仕事の場合、非常に辛くなってしまう事も。
「そういったリスクも踏まえた上で、私は黙っていたい!」と言うのであれば反対はしませんが、お腹の赤ちゃんに何かあった後では遅いです。
必要以上に自分を責めないためにも、体調不良を感じた場合、流産のリスクがある行為が頻発される場合等については、せめて、「直属の上司」だけでも事情を伝えてはいかがでしょうか?
妊娠が順調に進んだとしても、いずれは「産前・産後休暇」をもらい仕事を引き継いでいく事になります。
現状の体調・いつ周囲に話すか(いつまで黙っていて欲しいか)
順調に行った場合、いつごろ休みを取るのか?
また、今後の仕事について、このままの仕事量で問題無いか?
力仕事等減らして欲しい仕事がある場合の相談もしなければいけませんよね。
「社内に一人でも理解者がいる」と思うだけでだいぶ心も楽になるハズですよ。
赤ちゃんが順調に育っているか不安な時のチェックポイントは?
入社2年目のできちゃった結婚についての記事です。
妊娠中、食べ過ぎてしまう・・・体重を増やさないために気を付けるべきこと
まとめ
以上、「妊娠を 隠して仕事をする」と言う事についてまとめました。
妊娠を隠すリスクを十分に理解した上で、信頼出来る周囲の方に相談をしながら、今後の妊娠期間をどう過ごしていくかを考えてみてください。
まずは、お腹の赤ちゃんと母体の体調を第一に!ご自身の納得のいくマタニティーライフが過ごせる事をお祈りしています。