クエン酸 食用の違いとは?掃除用を食べるとどうなるの?

クエン酸は掃除用でも食べれる?食用との違いは? 節約・掃除・洗濯

 

クエン酸といえば、梅干しなどに含まれる酸味成分です。

疲労回復を謳った清涼飲料水もありますよね。

 

でも、少し前に掃除や洗濯に便利だとテレビで紹介されたこともあり、ちょっとしたブームになって、売り場から消えた・・・なんてこともありました。

比べてみると、食用のクエン酸と掃除用のクエン酸は別々に売られており、お値段も随分違います。

 

掃除用は100均でも買えるくらいお手軽ですが、食用のクエン酸はほんの少しで値段は3倍~4倍します。

 

掃除用のクエン酸は食べちゃいけないのかな?

その違いって何なの!?と、思いますよね。

 

クエン酸の種類や用途などについて分かりやすくご紹介します。

クエン酸の掃除用と食用違いとは?

 

 

気になる食用クエン酸と掃除用クエン酸との違いは・・・

 

純度の違い食品衛生法の基準を満たしたものか否かです。

 

掃除などに用いられるクエン酸は工業用クエン酸と区別されています。

 

そして、クエン酸にはもう一つ種類があり医薬品にも使われています。

 

①食用のクエン酸・・・美容や健康に役立つもので人体に害を及ぼさないよう不純物を取り除いたもので、純度が99.5%以上のものが食用となっています。また、食品衛生法の許可に基づいた食品製造業の認可を得ている工場で作られたものになります。

 

②工業用クエン酸・・・体内に入ることを想定していないため不純物が多くなったものになります。そのため安価ではありますが、食べることはできません

 

③医薬品のクエン酸・・・最も純度が高いものとなっています

 

クエン酸の掃除用を食べたら、どうなるの?

 

掃除に使うものが体内に入ってしまっては、とても体に悪いイメージがありますが、実際は、人体に影響はないようです。

もちろん、メーカーにもよりますが、中には食用と同じ純度が99.5%以上でも工業用として販売しているものもあります。

 

ミヨシ 暮らしのクエン酸

こちらは掃除用として販売されていますが、食用と同じ純度は99.5%以上。

にもかかわらず、用途は台所回り住まいの洗浄となっており、飲み込んだ際の応急処置は水を飲ませるなどすることとパッケージに記載されています。

食用の純度がありながら、食用でない理由は、食品衛生法に基づいた管理がなされていないことにあります。

 

ミヨシのホームページのQ&Aによると・・・

Q.しそジュースを作って飲んでも問題はないですか?

 

A.「暮らしのクエン酸」は、クエン酸以外の成分は使用しておらず、そのグレードも食品用のものと同じですので、口にしても健康被害を起こすようなものではございませんが、製造メーカーが、しそジュースにご使用するなど、用途外のご使用をおすすめすることは出来ません。ただし、夏季のシーズンに、実際に、しそジュースにご使用されているご愛用者様もいらっしゃいます。ご使用するかどうかのご判断はお任せいたします。

 

メーカーとしては責任をとれないので、食用にする際は自己責任でお願いしますということのようです。

 

誤って口に入ってしまった場合は、人体に影響がないことが分かり、安心ですね。

 

ただし、食品衛生法に基づいて生産されていないということは食中毒や虫などの異物などのリスクがあります。

水分がないものなので、食中毒もどのくらいリスクがあるのかは分かりませんが、万が一のことを考えて、加熱をする前提であったり、多少の虫や衛生状況などは気にしないということであれば、自己責任で食用にしてもよいのかもしれません。

クエン酸の食用と掃除用の違いは?

 

クエン酸を食用と掃除用で使った場合のそれぞれの効果や使い方について、ご紹介します。

 

食用クエン酸

 

食用のクエン酸は、体内に入ると食べ物や飲み物をエネルギーに変えてくれる働きがあります。

 

特に、疲労したときに蓄積する乳酸をエネルギーに替えます。

 

美肌や体臭の予防に効果があるビタミン類を豊富に含みビタミンCやミネラル類の吸収を良くするといわれています。

 

市販の商品を飲用するのも良いですし、ご家庭でお好みのものを混ぜて飲んでもいいですね。

 

クエン酸ドリンクの作り方

 

食用のクエン酸を使って手軽にお手製ドリンクを作ることもできます。

 

1日の摂取量の目安は小さじ1/2~1杯です。

 

小さじ1/2杯と浄水250mlをペットボトルなどに入れてよく混ぜてください。

 

酸味が苦手な場合は、ハチミツや0.5g程度の重曹を混ぜると飲みやすくなります。

 

一度にたくさん飲んでも汗や尿になって排出されてしまいますので少量ずつに分けて摂取しましょう。

 

このクエン酸水は酸性なのでうがいなど長時間口の中にとどまる使用方法をすると歯のエナメル質が溶けてしまう可能性があります。

 

だらだら飲まずに、速やかに飲んでしまいましょう。

 

掃除用(工業用)クエン酸

 

次に、掃除用のクエン酸です。クエン酸は酸性の物質なのでアルカリ性の汚れを中和して取り除くことができます。

 

トイレの黄ばみ尿石アンモニア汚れ石鹸カス洗剤カス除去タバコのヤニなどを取る効果があります。

 

また、雑菌の増殖を抑える効果があるので消臭・除菌にも役立ちます。

 

クエン酸掃除スプレー

 

500mlの水道水にクエン酸を小さじ2~2.5杯を溶かし、スプレー容器などに入れればそのまま使えます。

 

カーテンや絨毯など洗いにくい物にスプレーしたり擦って大丈夫な場所はスプレーした後に擦るとよく汚れが落ちます。

 

特に頑固な汚れには粉末のクエン酸と重曹を直接振りかけるとより効果が出ます。

 

この時、炭酸ガスが発生しますが人体に害はないので心配ありません。

 

 

しかし、クエン酸と塩素系の洗剤を混ぜると有害なガスが発生してしまうため混ぜて使用することはできません。

 

また、大理石などの素材に使用すると錆びたり痛めたりすることがあるので素材の確認も大事です。

 

バスボムを作る時のクエン酸は食用を使うべき?

 

バスボムは主に重曹とクエン酸を使って作ることができますが、この場合のクエン酸は食用の物が良いのでしょうか?

 

レシピによっては体に直接触れるものなので、食用をおすすめしている場合もありますが、食用のクエン酸は少量で高価なため、掃除用で問題がないのであればそちらを使いたいものです。

 

ミヨシのホームページから抜粋です。

Q.重曹とクエン酸を入浴剤として使えますか?

A.「暮らしの重曹」も「暮らしのクエン酸」もどちらもお掃除用の商品ではありますが、品質は食品添加物と同じもので純度は99.5%以上になります。ご使用に関しましては、用途外のご使用になりますので、製造メーカーからお伝えすることは出来兼ねますが、テレビや雑誌などでご紹介される程度のご使用の範囲であれば、特に支障をきたすまでのものではございません。ご使用するかどうかのご判断はお任せいたします。

 

こちらも、自己責任にはなりますが、バスボム作りに使用しても大きく問題はなさそうです。

 

バスボムを手作りする場合、重曹3に対してクエン酸は1の割合で使用します。

ここに少量の塩と好みの精油(あれば)を加えて、少しずつ様子を見ながら精製水をふりかけます。食紅やハーブ、ドライフラワーと加えると一段と可愛らしくなります。

まとっまってきたら、好きな形にして2~3日乾燥させます。

簡単手軽にバスボムができます。食紅を入れなければ、残り湯を洗濯用に使うこともできて、とってもエコです。

 

クエン酸は、敏感肌の人だと皮膚にピリピリした刺激を感じることがあるためたくさん入れすぎたりしないようにしましょう。

 

 

まとめ

 

食用のクエン酸と掃除用のクエン酸の違いは純度の高さと食品用に作られているかどうかです。

 

掃除用のクエン酸には不純物が混じっているため基本的には食べることはできませんが、メーカーによっては掃除用で売り出しているものでも、純度が食用並みに高く、自己責任で食品に使ってもよいかもしれません。

食用のクエン酸は、疲労を取ったり美容に効果があります。

 

掃除用のクエン酸は、アルカリ性の汚れを取り消臭・除菌の効果もあります。

 

クエン酸と重曹を使ってバスボムを手作りする場合は掃除用のクエン酸を使っても大きく問題ありません。

上手に使いわけをしながら、是非、暮らしにクエン酸を取り入れてみてください。

 

 

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