コーヒーを飲むと太るという話もあれば、コーヒーは飲んだ方が痩せるという話もあって、どちらが本当なのか?何を信じればいいのか、情報が多くて迷ってしまいます。
ダイエットに効果的かどうかという点においては、飲み方やタイミング、飲む回数などによって大きくことなってくるようです。
ダイエットのためにコーヒーをやめようと考えているのであれば、とりあえずやめる前に、今までのコーヒーとの付き合い方を振り返ってみることをおすすめします。
太るコーヒーの飲み方
コーヒーの太る原因は砂糖によるものとカフェインによるものの大きく分けて2つです。
コーヒーに含まれるカフェインは人体に様々な影響を及ぼすため、よい場合もあれば、悪い場合もあり、意見が分かれてしまう原因はここにあります。
悪い影響を多く受けやすい飲み方をしてしまった場合は太ってしまいます。
砂糖たっぷりのコーヒー選ぶ
缶コーヒでないから大丈夫というわけではありません。
たとえ、ドリップやインスタントコーヒーだったとしても、砂糖を大量に入れていたら、それは太る原因になります。
逆に缶コーヒーでも、ブラックであれば問題ありません。
一般的にコーヒーは適切な量を継続して飲むことで糖尿病のリスクを下げるといわれています。
しかし、砂糖が入っていればその限りではありません。
もし空腹時に、砂糖がたっぷり入ったコーヒーを飲んでしまえば、血糖値を上昇させてしまうことになり、インスリンの大量に放出を招きます。
インスリンが出るタイミングで糖は脂肪に変換されて体に蓄えられてしまうため、体重を増加させます。
このような飲み方は太るだけではなく、糖尿病を引き起こす因子の一つであるといえます。
コーヒーを遅い時間に飲む
カフェインはご存じのとおり、覚醒作用があり、平均して4時間ほどかけて血中のカフェイン濃度は半分になります。
そのため、就寝の4時間前に飲んでしまうと寝つきが悪くなってしまったり、睡眠の質が落ちてしまい、睡眠不足を招きます。
睡眠不足は成長ホルモンに支障をきたします。
成長ホルモンには脂肪を燃焼させる働きがあるため、睡眠不足によって、成長ホルモンの分泌が阻害されてしまうと、体重の増加を招くという結果になります。
また、長期的に見ると、痩せ体質を作る上で体内時計は重要です。
カフェインは体内時計をリセットさせるのに効果があるといわれていますが、体内時計は朝にリセットするのが理想的です。
遅い時間に飲めば飲むほど、体内時計を崩し、痩せ体質にはなりません。
コーヒーは朝に飲むことをおすすめするわけではありますが、起き抜けのコーヒーはできるだけ控えましょう。
胃を荒れさせてしまうリスクもありますし、コチゾールと呼ばれるホルモン物質が脳の覚醒を妨げてしまい、結果的にカフェインの耐性ができることで、より多くのカフェインを欲してしまうことになるため、注意が必要です。
起床後1時間はコチゾールが分泌されているので、その後にコーヒーを飲むことをおすすめします。
コーヒーを1日に何杯も飲む
カフェインの摂取量は体形や体重、年齢などによって異なります。
体重40kg・・・228mg/日
体重60kg・・・342mg/日
体重80kg・・・456mg/日
上記は欧州食品安全機構EFSAによる摂取目安です。
なお、妊婦や子供は例外となりますので、ご注意ください。
一般的なレギュラーコーヒーやインスタントコーヒー(2g)は1杯100mlとすると、カフェインは1杯あたり60mgなので、体重40kgの人であれば、3杯までが範囲内ということになります。
しかし、お茶や栄養ドリンク、チョコレートや鼻炎薬などにもカフェインが含まれていることがあるので、実際には余裕を持たせるために、少なめに摂取する方がいいでしょう。
カフェインは摂りすぎると頭痛や下痢などの健康被害を引き起こしますし、長期に渡れば、カフェイン中毒を招く恐れがあります。
水分補給を兼ねて水の代わりにコーヒーを飲んでしまったり、摂取目安を無視して多くのコーヒーを飲んでしまったりすることで、カフェインの利尿作用により、体内の水分不足を引き起こしてしまいます。
体内の水分が不足してしまうと脂肪燃焼効果が妨げられてしまい、体重の増加につながります。
また、カフェインは体を冷やしてしまう効果があるため、むくみを引き起こし、ボディーラインに影響が出るケースもあります。
痩せ体質にするコーヒーの上手な飲み方は?
コーヒーはやめたら痩せるというものではありません。
普段の飲み方を少し変えるだけで痩せる体質に近づけていくことができます。
コーヒーは無糖で飲む
コーヒーは砂糖を入れずに飲む習慣をつけることが大切です。
ブラックで飲むことはもちろん、ミルクのみを入れるようにしましょう。
空腹時のコーヒーは胃に刺激を与えすぎることがあるため、基本的にはおすすめできませんが、空腹時に飲む場合は牛乳を入れて飲むことをおすすめします。
牛乳には胃の粘膜を保護してくれる役割があるため、空腹時に飲む場合は牛乳を入れて飲むと刺激を和らげてくれるでしょう。
どうしても、甘いコーヒーが飲みたいのであれば、砂糖の代わりに人工甘味料を使うことをおすすめします。
中でも、天然成分が由来で食物繊維が豊富な【あまみちゃん】がおすすめです。
コーヒーはなるべく午前中に飲む
仕事で一息つくときに飲みたくなるものですが、できるだけ午前中に飲むことをおすすめします。
できれば起床後、1時間を経過してから朝食後に飲むのが体を痩せやすい体質にすることができ、おすすめです。
間違っても、就寝4時間前に飲むことは避けましょう。
体重にあった量を飲む
いくら、寝る時間が遅いからと言って、飲みすぎはNGです。
自分の体重に合った適切な量を飲むようにしましょう。
たくさん飲めば痩せるというものではありません。
むしろ、飲みすぎることで体の水分が奪われてしまえば、代謝が落ち、体重の増加を引き起こす原因になるため、自分の体重に合った量のコーヒーを飲むようにしましょう。
コーヒーを飲んで積極的に痩せる方法
コーヒーは上手く付き合えば太るものではありません。それどころか、飲み方次第では痩せる効果も期待できそうです。
コーヒーを使って痩せる方法についてご紹介します。
運動をプラスして痩せる
全日本コーヒー協会は、有酸素運動の30分前に体重1kgあたり4mgのカフェインを摂取することで脂肪が燃焼し、内臓脂肪の分解に効果的と公表している。
4mgのカフェインは少し濃い目に作ったコーヒで、インスタントコーヒーでも可能ということです。
しかも、運動中の内臓脂肪が燃焼するだけでなく、運動をやめた60分後、90分後もエネルギーは高い状態で消費され続けます。
例えば、毎朝、朝食後にブラックコーヒを飲み、歩いたり、自転車で出社することが習慣化すれば、普通に運動するよりも効果的に痩せることができるかもしれません。
痩せるコーヒーを試す
どうしても、運動はハードルが破壊ということであれば、痩せる効果が期待できるコーヒーに変更してしまう方法もあります。
せっかく続けるのであれば、手軽で、味に納得がいかないと続きません。まずはお試しをしてみることも大切です。
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まとめ
コーヒーは飲み方やタイミングを間違わなければ、太ることはなく、上手く付き合っていくことで、痩せ体質に近づけていくことができます。
そのためには、砂糖を入れずに飲む、寝る4時間以降は飲まずにできれば朝飲む、飲みすぎることのないよう、自分の体重に合った量を飲むようにするとよいでしょう。
更にはコーヒーを飲んだ後に運動を取り入れることで、より一層、内臓脂肪を燃焼することができ、ダイエットの効果を期待することができます。
とりあえず、痩せたいと思ったのであれば、とりあえずコーヒーをやめる前に、飲み方を変えてみてはいかがでしょうか。